フラットを記録せよ！

日常の気分・体調把握をすることは双極性障害を持つものにとって言うまでも無く重要なこと。（私が使っているアプリは２つ→体調管理アプリ カテゴリーの記事一覧 - 凪ヲ待ツ）日々のモニタリングは欠かさないようにしています。

で、かれこれ１ヶ月半ほどいわゆる「フラット」な体調。
上がりもせず、下がりもせず「ほどほど」でいます。

これがですね、正直言いましてなんだか気持ち悪く感じている現在でして（笑）
本来ならばフラットな状態は体調の波があるものとしては喜ばしいことなのでしょうが、私は体調安定を気にするあまりに直ぐ自分を疑う悪いクセがあります。そこが妙に発動しちゃって自分のことなのにとにかく気持ち悪い(ｰｰ;)


先週のメンクリ受診時に主治医に思い切って聞いてみた。
私
「先生、私はいまの状態が自分にとって普通（フラット）と呼んでいいことなのでしょうか？これで良いのか正直なところ自分ではわからなくなっています。気分が安定しているのが恐ろしいのです･･･」
主治医
「なにも心配することないんじゃないの？Sさんが丁度良いと感じているならば、それがあなたにとっての普通と思っていいんじゃないのかなぁ」
私
「安心しました。この状態を保てるようにできることの努力を続けていきます」


結論。
悩むことなど無かった。
心配なら主治医に確認してみるのがベスト☆
（現在処方薬の関係で２週間に１回通院しているので、主治医の把握具合としても信用できなくないと思う）



２０２０年は波に振り回された１年。
フラットな感覚とはどんなものだったのか、これをすっかり忘れてしまっていました。そうだ、記録として残しておこう！！

私の日々の体調管理はアプリメイン。
体調を崩すサインに気づくために使っているものがWRAPです。

sinobipolar.hateblo.jp


少し改変して、今回「フラットな状態」「混合状態」という２つの項目を追加することにしました。フラットは今回どんな状態なのか忘れてしまったこともあり、記録にしておけば今後は自分をあまり疑わずにすむだろうという安心材料にするため。ついでの混合状態、これが双極歴８年にもなるというのに今までいまいち把握しきれていないものだった。今年は波瀾万丈の１年でしたがそのおかげで混合さんを掴みかけているので、これは絶対記録しないわけにはいかないでしょう（笑）


私のフラットな状態
・何事に対しても意欲がある
・物事を億劫に感じない
・スムーズな動き（精神面・肉体面の両方）をとることができる
・朝の怠さが全く出ない
・運動を楽しめる
・料理ができる
・７時間～８時間の睡眠
・中途覚醒が１、２回
・生活リズムを乱さないための努力を欠かさない


多分、私のフラットは人より高めなのかもしれません。
軽躁まではいかないけれど、向いてる方向としては躁よりな感じ。主治医に聞いてみましたが、私がその感覚を良い感じと思い保てそうであればそれでいいんじゃないかと言われました。上がったときに抑える力はあると言われたこともあるので、軽躁に振れることを必要以上に恐れることはないのだとも。


やっぱりですね、低め安定がベストとはよく言われることだけれども「正直シンドイ」。できることならフラットでいたいのですよ！！！
妥協妥協、いまはこれができているからそこで良しとしましょう。
仕事に対する姿勢はそれでいいんです、だって私は直ぐ無理をするから。

でも、自分の感情に対しては妥協したくない。
それがいいのか悪いのかはいまはわかりません。
私は体調の波が人より沢山あるし、日々のコントロールが必要不可欠になってしまった。かといって、「感情」にはあまり制限をかけたくないのです。
「楽しい」「嬉しい」。
自然とわき上がるその気持ちを素直に喜べる自分でいたいのです。



ずっとフラットでいられる保証はない。
いつまたうつに振れるか･･･怖くはあるけれども、それに対応する策を練っておけばなんとかなる。これは何度も経験しているからわかっている。
「うつはいつまでも続くわけではない」
うつから抜け出したいま、過去の自分にかけたい言葉。
そしていまうつに苦しんでいる人に心のどこかに留めておいて欲しい言葉。


･･･さて、私のフラットはいつまで続くでしょうか。
乞うご期待？！