ミステリー1冊と爆笑文藝エッセイコミック、読了
先週からまるっと1週間欠勤しちゃいました。
こりゃマズいと1週間休職もらって、少し気楽になっている現在。
引きこもっちゃうのをくい止めるため、今日は少し外出。
夕方から読書。2冊読みました。
というわけで。
たまにはまじめに簡素な読書感想文を。
イヤミスの女王と言われている湊かなえ。
が、本作は後味の悪さが発揮されるものは少ない。
モヤっとするものもあれど、女の強さを描いていることは共通している。
自分の中の「弱さ」「強さ」を見つめる。
したたかに生きる。
強かに。
強かに生きるためには、弱さと向き合い消化することが必要なのか。
心の中に潜むほの暗い部分はあまり知りたくない。深入りしたくない。
蓋をして生きる日常だが、彼女の本は少し蓋を開けてみるのも悪くない、そう思える不思議な力がある。
キラキラとした石の数々。
輝く宝石を身につけることはできなくても、己の強さを見つけてみる…
それが宝石になっていくことを信じて…
おぉ、こうくるのか!
これは知らなかった!
確かにこの考えは一理ある!
このイメージとってもわかる!!
とかく高尚にとらえがちの作家と文学作品への愛あるイジリが詰まったコミックエッセイ。
漫画家さんが書いているだけあり、描かれている絵がとっても似ていて、絵を見ているだけでも面白い。
もうもう笑いながらあっという間に読了。
この機会に、本で取り上げられた作品をもう一度色々読み直してみたい。