凪ヲ待ツ

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双極性障害2型アラフォー女子の日々感じたことゆるゆる

ひとりが楽しい、ひとりは楽しい、ひとりでも楽しい

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昨日、昨年まで付き合っていた人の連絡先を全て消しました。
引っ越し先は教えてないから突撃される可能性はほぼゼロ。
念のため電話とLINEとメールは拒否設定にして。
ポケゴのフレンドも削除だぜ。
多分、抜かりはない・・・はず。


あぁ、すっきりした!!!

別れてから1年半以上。
その間電話がきたのは数回、ラインは最初は毎日来てたけれども最近は月に2・3回。気が向いたら返信はしてました。今までなんで相手をしてたんだろうか。そんな自分が不思議でならない・・・


愛はとっくに無くなっていまして、
情の部分で惰性で長く付き合っていました。


約8年半付き合ってました。
双極性障害の私のことをそれなりに理解してくれてはいました。この3年は症状に関することでの言い争いはほぼなくなっていました。つきあい始めた当初は薬を捨てられたり(メンタル弱った人がされるあるある)、私が妙に相手に依存したりと、まぁ色々ありましたが、いまは遠い過去。

ワシが育てたる!!という妙な気概を持ち、気づけばダラダラと8年半。30代の貴重な期間を費やし得たものは、
「どうやら私はひとりで生きていけそうだ」「私はひとりが好き」その2つ。


育てたる!

あの人は仕事が続かない人でした。
もう10年も前・・・あの頃私は若かった。20代最後の年、ODで救急搬送されてなんだかもう人生色々と辛すぎる。30代になるしここらで心機一転資格を取って介護の仕事に就こう(これ、いま思えば多分軽躁入ってた・・・)、出会いは職業訓練校でした。

つきあい始めからどんな人なのかわかるわけはなく。お互い資格を取って介護の仕事に就くもあの人は直ぐ離職。次が見つかるけれどそこも長続きせずの繰り返し。そこでおかしいと気づけばよかったのよ。と、過去の自分に伝えに行きたい現在・・・。

私は張り切って仕事を始めたものの1社目は仕事内容がキツすぎてついて行けず、2社目は楽しく勤められていたのにうつ期突入で3ヶ月ほどで辞め、3社目で休職しながらも責任者までやらせてもらった職場に3年。この職場で軽躁からうつになりドクターストップかかって3年ほど働けず、短時間パートから働き始め障害者雇用1年、就労移行1年半強、現在の職場3年目。

自分で書いていて思う、精神疾患持ちながらも私はよくやれているよ。


それなのに、ああそれなのに。
あの人といったら、付き合っていた期間1年以上続いた職場が一つもない!そして仕事を直ぐ見つけてくるの早すぎ!ある意味凄すぎ!その努力ができるのに、なぜ仕事が続かない!!

ふぅ。
いまも思い出すと腹が立ちます。
しかし、私はおひとりさまをエンジョイしているので直ぐ忘れることにします。


女性関係で苦労したことも一切無く、手をあげられたこともなく、唯一されたことといえば言葉の暴力でしょうか。付き合っている半分の期間はモラハラされまくっていた気がします。当時私の調子もよろしくなく言い返す気力すらなかった。回復していくにしたがって言い返すことも増え、心底反省して改心してくれましたが・・・それまではよくも耐えていたものだ。
若かったな、私。


振り返ると。
ダメンズを何とかしようと頑張る私に酔っていたのかも。よくもまあ長い期間酔い続けられていたものですわ、これ。そして、精神疾患を持っている私を少しでも理解してくれる人はマイナスなことが目に見えて多くても、その縁を離すことは勿体ない。その心もあったのでしょう。


やっとのこと目が覚めた。
些細な出来事(いつか書きます)がキッカケでした。
「もう無理、私のことなど何も考えてない人と一緒にいる意味など無い」
電話で伝えて、荷物を取りに来てもらってお別れしました。それから一度も会うことはありませんでした。


ずっと別れたい気持ちはあったのです。
最後の3年間はいつにしようか、そのタイミングを考えることが多くなっていました。あの人の家から少しずつ私の荷物を引き上げ、仕事が忙しいからと家に行く回数を減らし、泊まりにも行かないようにして。とっくのとうに心は決まっていたのです。
ただ、実行する勇気がなかった。


いま思う。
なんで早く別れなかったのだろう、と。
「もし」を考え始めたらキリが無い。
起こしたことに後悔はしない主義なので、この文章を持って「もし」は考えないようにします。

それでも感謝していることはある。
私の知らない世界を沢山発見できた。
運動をすることが良いと教えてくれた。
・・・とりあえずはこんなもんか。いっぱいあげられるかと思っていたけれど、いまはこれ以上無理。ふと浮かべられただけでよいよい。あの人に感謝している人がいるということが証明されたからいいじゃないか。


そうだ、双極の波と恋愛。
躁鬱の波が激しかったりしたのはあの人の心配をしていたことも一つの要因としてあったのかもしれない。でも別れてひとりになったいまも躁鬱の波はある。なんなんですかね、これ。ひとりを楽しんでいるのに、双極さんはほっといてくれないの。


ひとりが楽しい、
ひとりは楽しい、
ひとりでも楽しい。

「ふたり」でするから楽しいことって世の中に沢山あるけれど、いまの私は「ひとり」でいることがものすごく心地よいのです。誰の反応も気にしなくてよいことがこんなにストレスを減らすとは知りませんでした。
ひとりでも楽しめるものも世の中に沢山あるし、ひとりだからこそ楽しさの度合いもアップすることだってある。

いまの私はそれでいい。


おひとりさまバンザイ。
世のお一人様に幸多からんことを願っています。