凪ヲ待ツ

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双極性障害2型アラフォー女子の日々感じたことゆるゆる

前向きな欠勤

f:id:sinonomechang:20181128183859j:plain2018/11/28/223920

今日は仕事を休みました。
朝、起きることができませんでした。
吐き気はなかったけれども、身体がだる重い毎度おなじみの“あの感覚”がやってきた。シーツに身体が張り付き、上から何かが乗っかってきてどうやっても身動き取れない。精一杯力を振り絞るも、無理。

今月の初めはなんとか動こうと必死に足掻いてみましたが、今日は止めました。
「休む!」と直ぐ決めることにしました。
これは1日だけ休んで回復するチャンス!

誰かが出社してくる時間に合わせ、電話で欠勤連絡。所属先の上司が出ました。ビクビクしながら喋りましたが色々と聞かれるわけでもなく、ちょっと冷たっ!と思ったりした(笑)しかし。それぐらいでいてくれるほうが案外気にはならないものですね。

ツイったで欠勤状況を振り返ってみたのですが、まぁまぁ。



今後に活かす反省として、自分なりに原因は探ってみたのです。
昨日は忙しかった。16時までの終業時間があっという間でした。
私の仕事は月・火が一番忙しいのです。簡単な仕事はいえ、イレギュラーなこともあるのでその対応が多めだったのも影響していたのかもしれません。

そんなこともあり疲れはちょっと感じたけれども、帰宅後元気はあった。


が、就寝前に希死念慮について考え込んでしまって。それもよくなかったのかも・・・。双極を持っているたいていの人はそうでしょうが、私のキ・シネンさん(きちんとした単語で書くとまた考えるので、明るい書き方します)うつの時にやってくることであり、やはりどうしてもこの気持ちは消すことはできないのです。

そして、まぁまぁ調子が悪くない時もキ・シネンさんはやってきます。
これはなんなのか。いまの暮らしに満足ができているからこそ、やってくるのだと私は思っているのですが、いくら考えてみてもわからないことなのです。

ただ。
少し救われることを思い出すことはできました。どこかで読んだのですが、キ・シネンさんがやってくること自体が病気の症状なんだそうです。
双極性障害なので、仕方ない。いまのところそう思うしかほかに方法はありません。

考え込んでしまったけれども、いつもと変わらない時間帯には眠ることができました。


さて、原因を探ってはみたものの、休んでしまったのでどうやって回復するかが肝心。
ボーッとするのもいいかなと思いましたが、好きなことをするのがやっぱり私の回復方法としては一番なので読書をしました。コンビニに行っておかしをたんまり買い込んで、午後は仕事をしている時間帯+1時間読書をしました。


読んだ本は3冊。

東京を生きる
ひたすらにもがきながらも生きることを考え、東京に住んでいない私でもこうしたい・こうなりたいという憧れを抱く思いは一緒だと感じ、読んだあとに、心がチリっとしました。


 

忘れる女、忘れられる女

2016~2017年にかけての時評。
酒井順子の洞察力が好きです。サラッと読めて面白かったです。
ちなみに、酒井さんが髙村薫様と村木厚子さんに似ているネタがツボでした。

 

たましいのふたりごと (単行本)

物書きならではの「言葉」に対する思いや考え。どうしてこんなことを考えつくのだろう、脳みそ解体したい。そう思いながら読みましたが、いかんせん一つの単語に対しての対談が短すぎる。そこが物足りなさも覚えました。
で、私は川上未映子の強い感性はやっぱり苦手なのでした・・・。ほむほむが押され気味ながらも、相変わらずのとぼけつつの鋭く不思議な視線でものをみていることは面白かったです。



本日の休むことへの罪悪感、30パーセント。明日はたぶん大丈夫。