凪ヲ待ツ

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双極性障害2型アラフォー女子の日々感じたことゆるゆる

私の病歴(体調・感情編)

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病名変わる経緯は前回で途中まであげていましたが、当時の体調や心の具合・感じていたことはどうだったのか。
双極性Ⅱ型障害はうつ症状が出ていることの方が多い。うつ症状に陥ることはいまも多々ありますが、本当に当時はいま以上にしんどかった。

いまはうつになった場合の理由はなんとなく把握できていますし、予測や対策はできる限りとっているのでなんとかなっているのですが、以前は何もしていなく、ただただ「ウツの波に巻き込まれ、溺れて浮上できない」、その状態でした。

私は、双極性障害の方のブログを自分の励み・そして病気との付き合い方の参考にしているのですが、みなさん本当にキッカケや状況などを詳細に覚えている方が多くってすごいです。頑張ってみれば私も詳細に思い返せるかもしれませんが、いまは私の記憶の引き出しが拒否しているのか(笑)中々うまくは行きません。

そんなわけで、色々と箇条書き。
私の「うつ症状」の<体調><感情>の主なもの。


<体調>
~身体的に表れるもの~

・身体が怠く、重たく感じる
・頭痛・肩こりが悪化
・仕事に行こうとすると吐き気がする
・眠れない
・涙が止まらない
・手の震え、息苦しさ
・お風呂が面倒になる
・着替えがおっくうになる
・食欲低下
・公共交通機関に恐怖を感じて乗れなくなる
・人と話そうとするとうまく言葉がでない
・話そうとすると涙がこぼれる
・長文の文字が読めない、理解できない
・身の回りの音がうるさく感じる



身体的な不調が悪化すると、
仕事に行けなくなる→もう無理!→退職→家に引きこもる。
このループを何度も転職する度に繰り返してきたわけです。
いい加減ここらへんでこの流れを止めたいものですね・・・


仕事をしていた中で軽躁~うつの流れを当てはめると、
仕事を探し始めると軽躁、仕事が始まり安定しフラット→
いつもと違う案件が起きたり、仕事が楽しくて仕方ない状態で張り切ってしまったりして軽躁突入→
疲れが蓄積して軽ウツ。でも仕事は頑張ってみる→
頑張ることに無理を感じ、ウツから激ウツのどん底昼夜逆転も始まり家から出られなくなる→
出社拒否から退職(会社によっては休職をもらったこともありましたが、結局退職という経過をたどっています)。

このサイクルはだいたい、1年ぐらい。
そう考えれば、いまの職場は半年経過したところ。注意するところは多々ありますが、体調をほどよくコントロールできるように努力すれば、これからは過去働いていた年数より長く勤められる気がしています。
私の職歴で1番長く勤められたところで2年弱です、いまの職場で期間満了まで勤め上げたいものです。

 



<感情>
~心に表れるもの~


・私がすべて悪いからこうなった
・なんでこうなってしまったのだろう・・・
・周りに迷惑ばかりかけてしまっている
・面白いことや楽しいことなんて何もない
・何をすれば楽しく感じられるのかわからない
・早くラクになりたい
・延々と眠り続けていたい
・息をするのもつらい
・生きていくのが辛い
・私がいなくなっても誰も困らない
・消えて無くなりたい、死にたい
・私の価値や存在は無意味だ
・私は社会に何も貢献できていない
・明るい未来などは考えられない
・私は「普通」を目指していきたいのに、なんでできない・・・

 


この、「普通」という言葉に囚われていたことは、自分が回復する気持ちを妨げていた要因の一つ。何を持って普通とみなすかは人それぞれだといまはわかっているのですが、一般的にいわれる、大多数の人が歩んでいる普通の生き方「社会に出て働き、結婚をし、家庭を持つ(子どもを産む)」。自分はそこにどうしても到達できない。
こんなに「普通」を望んでいるのに・・・

いまも度々頭に浮かぶことではあります。
だけれども。別に普通であることにこだわらなくてよいんですよね。
病気とともに歩む自分なりの生き方、それを作っていければ普通を望まなくても大丈夫。



いやぁ、こうして書いてみると、私は自己否定が大好きすぎる(笑)
ネガティブ大好きですねぇ。もっと書けるけど、この辺でやめときます。
そして、【マイナスの海】におぼれている自分も好きなんですね(笑)
悪い意味での自己陶酔はたまらないものがあります・・・、ははは。

だいぶ安定はしてきているいま、辛い状況を振り返ってみて思ったこと。マイナス海から「抜け出したいという強い意思」を持つこと。
それが酷い状態から回復するために大切なことだと感じました。
私はこの感情に気づいたことが、激ウツからの回復への小さな一歩となりました。


ウツのことを中心に書きましたが、躁状態にも結構注意しなければならない自分。
状況を細かくは書きませんが、とにかく軽躁・躁状態でいる【プラスの海】に浸りすぎるのも困りものです。これは「このままでいると危険」という意識を忘れずにいれば、溺れるまで行かなくても自己対処は可能だと考えます。


体調・感情に多少振り回されても仕方ないんですよね。
予測や対処方法を見つけておけば、なんとかなることが多い。
そして、振り幅を広げないために
・日々の行動記録をつけ、振り返りを行うこと
・何かある前に自分で対処できるものを使うこと
・何かあっても困らないように対処方法をリスト化しておくこと

この3つを軸にして、感情に振り回されることがあっても、日々を辛く感じることが少しでも減っていけばいいな。過去の感情を振り返ってみて、この思いをまた強くすることができました。