凪ヲ待ツ

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双極性障害2型アラフォー女子の日々感じたことゆるゆる

仕事のやりがいとは?

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詳細は書けませんが、とあるところで私は障害者雇用で働いています。

 

仕事内容は、いままで経験してきた仕事の中で一番ラクなものです。
障害者雇用でよくあるパターンの補助的な業務内容です。

 

就労移行に通い始め1年半、仕事が出来そうな自信がだんだんついてきたころ、タイミング良く障害者雇用の合同説明会があり、そこから就職しました。

 

面接の際に本来の希望でないところの話が出て、何を見込まれたのか(たぶん、経験だと良いのですが・・・)その職種で働いています。色々話をしたのですが、面接官の方となぜかジャッキー・チェンの話で盛り上がったのが印象的な出来事でした(笑)

面接で聞かれたことはやはり体調面のことが圧倒的に多かったです。

「体調が悪くなったときにどのような対応を取っているのか」
「ストレス対処方法は何か(これで香港映画の話が出ました)」
「どれぐらいの期間があれば調子を戻せるのか」
「職場の配慮はどのようなことをして欲しいのか」

それに加え、
「いままでの仕事で印象に残ったことはなにか」
「仕事をする上でどんな部分を大切にしているか」
「長所・短所アピールをしてほしい」


詳細にシュミレーションしていたので、面接は思っていた以上に緊張もなく楽しく話せました。就労移行支援事業所の担当スタッフさんが一緒に来てくれたこともあり、だいぶ不安も軽減されたように感じます。


面接の思い出で話はそれました。
仕事の話に戻ります。

職場で私が双極性障害だということをどれだけの方がわかっているのかは知らないのですが、部署のトップの上司は最終面接の時に詳細を話しているので、係長・チーフは知っているはずです。(ここのところ、あえて聞く話でもないので何かの機会でいいかなと思っています。)

この8ヶ月で何度も休んでいるので、職場の方も私は精神疾患持ちなのだなとわかっているような気はします。前職の方も詳細は知りませんが、障害者雇用で働いていたので、どんな対応をしたらよいかを職場の方はある程度はわかっている感じがします。

書いていて、改めていまの職場に感謝をしています。


さて、やりがいは自分で見つけるもの。
最初に書きましたが、本当に簡単な仕事なのです。1週間の内の忙しい日はだいたい決まっていて、一日に忙しさの波は何回か。やることは決まっていて、それの繰り返し。

仕事をし始めの1ヶ月間は無我夢中で覚えることに必死でしたが、2・3ヶ月経ったときに「日々の繰り返しでなんて単調な仕事なんだ。本来の私ができることはもっとある!」そう思ったのです。
この“本来の私”って言うものもいま挑戦をしてみても、結局自分がつぶれるだけなのは明白なのですが、その時は思っちゃったんですねぇ・・・。


私の仕事はクリエイティブなものでもないし、とても大きな案件を抱えているわけでもない。営業さんにハッパをかける仕事でもない(これは、以前していたことで結構性にあっていたんですがね(笑)ただひたすら毎日の業務を正確に気持ちよくすることの繰り返し。どうなのかしら、これ。もっと私はやれるはず!

しかし、これじゃいかんのです。

もっとやれるはず!の自分が好きで結局キャパオーバーでうつを繰り返した過去はもう断ちきりたい。だったら自分が無理をしないで続けられるいまの仕事で十分じゃないの。単調でも、この仕事をなんとか続けることによって、少しでも良い未来を信じていきたい。

5年という期間雇用ではあるけれど、その中でできることはたくさんある。夢としては、仕事が無理せずできるものだから、自宅で資格取得の勉強を少しずつしていきたいのです。いまはとにかく余暇は休むことに費やしていますが。それも大切。単調なことだからこそ、休みをしっかり取ることを意識できる。


「やりがい」は色々な形で見つけられるのですよね。

・コミュニケーションを円滑に進めていく努力
・電話、接客応対のスキルアップ
・毎日、満足する一定レベルの仕事をすること

細かく考えていけばもっとある。

いままでの私の「やりがい」。
与えられた仕事を一生懸命取り組むことで自分の道を作り、他社からの評価を受けたことを糧にし、仕事を楽しむことだと感じて仕事をしてきました。


でも、いまは自分で見つけるもの。そう考えています。
他人からみたらたいしたことでなくても、そこを突き詰めていけば自信がついてくる。自分に自信を持つ気持ちを作るのが難しい私なので、日々のやりがいのハードルは以前よりは簡単で達成しやすいものにしてみました。

色々な視点をもつことが大切だなぁ、最近はそう感じることが多いので仕事を単調だとはあまり思わなくなってきました。


さて、明日はどこの部分をやりがいとして働こうかしら・・・
電話対応のスキルアップに着目してみよう、そうしましょ。